Sep

2016

19

Apple Motionリプリケータを紐解く!その①

techhouse00-motn

新ジャンル「TechHouse00」のモーションを作る

ilyl music 販売楽曲の新ジャンル「House・ダンス」の公開を始めるにあたって、Apple Motion のリプリケータを掘り下げてみることにしました。
以前書いた「黄金比はモーショングラフィック映像に使えるか?」の図形比率なども、リプレケータのほうが相性が良さそうなので、このシリーズの映像で色々試してみたいと思います。

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完成映像

» TechHouse00

ひとまずはライブラリのサンプルをこね回す

パーティクルと同じようにまずは出来合いのものを調整しながら覚えていこうと思います。

ライブラリのサンプルを調査

ざっと見て気がつくのは、

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図形等のオブジェクトソースをSequence ReplicatorとOscillateで動かしているものが多いようです。

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また、パーティクルに比べ何個かのオブジェクトソースを使っているものもあるようで、多分リプリケータのほうが動作が軽いからではと。それは実際動かすとすぐ気がつく軽さです。

余談ですが、自身でビヘイベアを選ぶ際、Sequence Replicatorは「シーケンスリプリケータ」、Oscillateは「反復」です。

反復とOscillate、違うのは名前だけ
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実は、Motionを始めた最初の頃、ライブラリ内のサンプルは英語の装置がいっぱいついていて、「これみんな一個ずつカスタムされてるのか、壁がたけー」と怯えてしばらく触らなかった時期があったんですが、何のことはない名前が英語表記なだけだったというオチでした。

選んだのはTrax

後半の昔のインベーダーの動きが楽しそうで、その辺をアレンジしたら面白そうとこちらをチョイス。

触って面白い感じになったパラメータ達

Shapeを調整

少しいじったらいきなり全然イメージが変わってしまいましたが、こちら気に入ったので採用です。

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調整したのはShape側のスタイルで、ブラシタイプを「エアーブラシ」にして色を変えた程度で、つまるところ元の一個の矩形の見た目を枠線だけにしました。

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この細さだと「単色」でもあまり変わりはありませんが、「エアーブラシ」の方が若干フチがぼけるようです。

ちなみ枠線の「アウトライン」ではなく、通常の「塗りつぶす」だとこんな感じです。

悪くないですが、枠線のほうのチカチカする感じが動きが今回の趣向にあってました。

いろいろ数値を触ってみましたが、チカチカするのは、枠の線が細くてピクセルが重なる時に光の干渉で輝度が増すだけの話で、そこを狙ったパラメーターがある訳ではありませんでした。
とはいえ結局見た目が大事な分野なので、こういう現象になったのは覚えておくべきかと。

キックに動きを合わせる

「速度」でタイミング調整

まずタイミングですが、見た目で少しずつ速度を調整して完璧に合うところを探しました。

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今回は64。そしてこの曲はテンポ128。
なんのことはない、一般的なテンポの概念に合わせた数値でした。

どうもスライダーの数値が並ぶと、何となく100が単位のスライダーに思えてしまうようで、ぴったり合うまで気がつきませんでした。

Appleのマニュアルを見ると、

速度:反復の速度を、反復回数/分で設定するスライダです。値を大きくすると、反復が速くなります。

さらりと答えが書いてありました。

膨張と縮小のアニメーション

映像を見ていただくとわかると思いますが、単なる拡大縮小ではなく、細部も結構変化して有機的に見えます。

要は「反復」で動かしている「スプレッド」の値ですが、実際どんな動きなのかよくわかっていなかったので、これもマニュアルを見てみます。

各エレメントのアニメーション間の遷移を緩やかにしたい場合は、「スプレッド」値スライダを右にドラッグします。

この例では、「スプレッド」は 12 に設定されています。「スプレッド」の値を変更すると、より滑らかなアニメーションが作成できるだけでなく、パターンのアピアランスが大幅に変化します。

アピアランスを辞書で調べると「外観、容姿」と言った名詞でした。

手動で動かした映像

ゆっくり動かすと、確かに「外観、容姿」が変わってますが、ちょっとよくわからんです。
「パターンのアピアランスが大幅に」どのように変化するか知りたかったです。

何を基準に変わっているかちょっとわからないので、別の図形等で試すしかなさそうです。
とはいえこの「スプレッドの値」と「ビヘイベアの反復」で有機的な動きが演出できるのは間違いないようです。

その他の動きはシーケンスリプリケーターで

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もう一箇所後半で荒れたようにランダムに動く図形ですが、こちらは調整と回転を高めに設定することで、0〜入力数値を行き来してくれました。

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リプリケータのマニュアルを見てみると冒頭に、

「シーケンスリプリケータ」ビヘイビアでは、リプリケータのエレメントを時間の経過に合わせて順番にアニメートします。エレメントを個別にアニメートするには、この方法しかありません。

簡潔に書いてありました。
一番最初に大事なことが。。。
まあ当たり前ですね。
とはいえ何の作業もせずにこれを読んで理解できるかは難しいところかとも思います。

ということで、最初のほうでも書いた、動画が始まった当初のゆったりとしたチカチカする動きも、この「調整」で動いていたことに気がつきました。
反復のビヘイビアで動いている気になっていましたが、この「調整」で機能していました。

ですので、理由がわからなかったチカチカと見える枠の演出は、たぶん拡大縮小する際のピクセルのブレです。
枠の幅が細いので、拡大縮小の際のズレみたいなものかと。

といったところでひとまず第一回の「Apple Motionリプリケータを紐解く!」終わります。

1日かかりました。。。

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最後に

なんだか取り留めのない文章になってしまいすいません。

新しい機能を触る時は、いきなりマニュアルを読んでも頭に入らないので、作業が終わってから調べるほうで、それを記事にしてみたら今回のようになってしまいました。

紙吹雪のように完全チュートリアルのほうが有用かと思いますが、アウトプットすることで頭が整理されるところもあるので、もうちょっとこの企画を続けてみようかと思います。

リプリケータやパーティクルの専門の本はないかと思いましたが、当てはまるのはこちらぐらいでしょうか。
しかし全編英語はキツイかな。。


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