Feb

2017

07

SpireのFilterを掘り下げる。DTM音源 Reveal Sound – Spireのマニュアル解読 vol.3

ここまで解読して来た箇所と違いはこのFilter 1&2 のみひとつです。

今まではオシレーターごとに設定があったので、4つ分の掛け合わせが音作りの基本でしたが、このFilterでは、一旦まとめた音を調整しているので、MIXなどでグリグリいじるのに、ここは最適なのではと思います。

特集! 人気のDTM音源 Reveal Sound – Spireのマニュアルを解読

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元の音色

今回マスターとして使っている音色はFactory7 > Welcome2SPIRE!のOSC2のみです。
こちらをデフォルトとして、調整した音色を比べることでパラメータの雰囲気を探れればと思います。

(パラメーター変更の効果がわかりやすいよう、DelayとReverbはmuteしています。)

Filter 1&2

マニュアルの意訳
二個のフィルターがあります。
両方とも独立して違うモードに設定できます。
それぞれのモードは異なるタイプのフィルターを持っています。
このフィルターは並列か直列に送る事ができます。

メインのノブ達

マニュアルでは、フィルターモードが先に書いてありますが、ひとまず触ってみるのには一般的なCutOff、Resonance、keytrackが効果がわかりやすくていいと思うのでそちらを先に書きます。

CutOff、Resonance、keytrack、Filter Balance

マニュアルの意訳

Cut 1,2

– カットオフ周波数

Res 1,2

– レゾナンスの量

Keytrack

– カットオフがMIDIノートに追随します。 両方とも正または負の値です

Filter Balance

– これはフィルターバランスです。
ゼロにした時は一つ目のフィルターが聴け、真ん中にした場合は両方のフィルターが聴け、一番右へ回すと、セカンドフィルターのみが聴けます。
※フィルターの並列・直列の細かい設定方法は、後述のPARの説明のところに詳しく記載しています。

Cut 1,2


いわゆるカットオフで、ハイカットです。EQのHiのほうからカットしていく一般的なやつです。

res 1,2


いわゆるレゾナンスで、ハイカットされる切れ目のところの強調で、ピヨンピヨンするやつです。

Keytrack


マニュアルの訳ではうまく理解できないのですが、いろいろいじってみると、カットオフをしている分の値をKeytrackの具合でゆっくり動かしているような気がします。

3つ混ぜると

3つ混ぜるとこんな感じです。

低音がグッと出るのは、Keytrackが影響してます。
カットオフ低め、レゾナンス真ん中、キートラック左に振り切ると低音がグッと出るフィルターのかかり具合の流れがわかりやすいかと思います。

Filter Modes

マニュアルの意訳
これらは、フィルターモードとそれぞれのタイプです。

まずはoffの音

投稿の一番上の音から、Filter Modesを切った状態になります。

Perfecto

マニュアルの意訳
Perfectoは、アナログとデジタルのフィルタータイプの最高の特性を組み合わせたユニークなアルゴリズムです。
幅広いサウンドの波長に最適です。

LP4

BP4

HP4
なんとなくSpireっぽい気がします。

Peak

Acido

マニュアルの意訳
Acido タイプは100%でリピートしませんが、TB-303のサウンドのシュミレーションに効果的です。
Modes: LP1, LP2, LP3, LP4

LP1

LP2

LP3

LP4

数字が増えるごとに、うねりが大きくなっていく感じでしょうか。
TB-303と言われる名機は知らないのですが、そう言われると少しレトロな雰囲気のような気もします。

Infecto

マニュアルの意訳
Infecto タイプは100%リピートしないが、Virus TIシンセサイザーのフィルターサウンドをシュミレートします。
Modes: LP2, BP2, HP2, Notch

LP2

BP2

HP2

Notch

上記Acidoと似ているような気もしますが、それと関係なくHP2やNotchはSpireっぽく、どうやら先にModesのほうで雰囲気を選んだ方がいい気もします。

Scorpio

マニュアルの意訳
Scorpioは私達のチームによる別のユニークなアルゴリズムで、アナログとデジタルのフィルタータイプの最高の特性の組み合わせです。
幅広いサウンドの波長に最適です。
Modes: RedLP2, RedLP4,BlackLP2, BlackLP4, BlackHP, BlackBP

RedLP2

RedLP4

BlackLP2

BlackLP4

BlackHP4

BlackBP4

ここまで聞いてきて、LPやBPはそんな大きく変わらない気がしました。微妙な調整かと。
HPはSpireっぽい音が出る気がします。

Combo

マニュアルの意訳
Comboフィルターは、一定のぼんやりした急な山形で成り立ちます。
クシの外観を与えます。
Modes: Mono +, Mono -, Stereo +, Stereo –

Mono +

Mono-

Stereo +

Stereo –

こちらは名前から音の雰囲気が感じれて、一番わかりやすいのでは。
「あの味をつけたい!」って時に引き出しやすいFilterかと思います。

そのほか

マニュアルの意訳

LINK

–有効にした上、2つ目のカットオフの値を中央にすると、カットオフがリンクします。操作は1つ目のカットオフです。
2つ目のカットオフが中心以外の位置に設定されると、カットオフ周波数は、1つ目のカットオフよりも高いか低い値にオフセットされます。

PAR

– 2つのフィルターが並列か直列で切り替わります。
ボタンが押されているときは並列、消されているときは直列です。

並列フィルターの設定
1. 両方のフィルターを使っているか確認する。
2. PARボタンは必要があります。
3. Filter Input(左隣のMIXの欄)の値をセンターに合わせます(両方のフィルターに信号を通します)。
4. Filter Balance もセンターに合わせます(両方のフィルターが聞けます)。

直列フィルターの設定
1. 両方のフィルターを使っているか確認する。
2. PARボタンは外す必要があります。
3. Filter Input(左隣のMIXの欄)の値を一番左に合わせます(一つ目のフィルターのみの信号を通します)。
4. Filter Balance は一番右に合わせます(二つ目のみのフィルターが聞けます)。

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最後に

拙い和訳ですいません。
Filter Modesのとこの、

type does not repeat at 100%。
タイプは100%で繰り返さない

なんて全く意味がわからんです。
意訳でなく直訳ですいません。


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