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After effectsのアニメーションプリセットのPresetsのTextの3D Textの使えそうなやつ
2017/02/11
プリセットのテキスト・アニメーション便利そうなんですが、一個ずつ試すのは面倒くさいし、Adobe bridgeでサンプル見ても、小さくてよくわからないのでは。
なので使えそうなものだけ文字に当てはめて映像に書き出して、さらに設定を解読してみました。
映像にまとめたもの
どうやって動いているかざっくり解読
動きに直結していると思われるところを記載していきます。
画像内のRange Selectorと書いてるのは、日本語だと「範囲セレクター」です。
3D 基本 (X 回転カスケード)
範囲セレクター(Range Selector)
オフセット -25% → 100%で値が変化
高度 > シェイプ:上へ斜傾
アニメーター(Animator)の設定
X回転:180°
3D 基本 (Y 回転カスケード)
範囲セレクター(Range Selector)
オフセット -100% → 100%で値が変化
高度 > イーズ(低く):25%
アニメーター(Animator)の設定
位置:200〜300(XとZがこの値から0に変化
不透明度:0:動きの始まりが不透明度0
塗りのカラー:#61E7E9薄いエメラルドグリーンから文字色の黒への変化
ブラー:15, 0, 2.0 XとZにかかったブラーが0に変化
ウィグリーセレクター(Wiggly Selector)
モード > 交差 が動きに関係してます。
3D 基本 (Z 位置カスケード)
範囲セレクター(Range Selector)
オフセット -50% → 100%まで値が変化
高度 > シェイプ:上へ斜傾
高度 > イーズ(高く:96%
アニメーター(Animator)の設定
位置:Y-100、Z-500、から0に変化
不透明度:0 動きの始まりが不透明度0
3D 基本 (Z 位置タイプオン)
範囲セレクター(Range Selector)
開始 0% → 100%まで値が変化
高度 > シェイプ:矩形(「なめらか」も良さそうです)
高度 > なめらかさ100%(上記シェイプが「矩形」だと出る値のようです)
アニメーター(Animator)の設定
位置:Z-500、から0に変化
不透明度:0 動きの始まりが不透明度0
3D フリップイン (X 回転)
範囲セレクター(Range Selector)
オフセット -50% → 100%まで値が変化
少しイージングがかかってます。
終了が50%に固定ですが、たぶんここは欄外にちょうど出る位置の調整だと思います。
高度 > シェイプ :上へ斜傾
高度 > イーズ(低く)50%
アニメーター(Animator)の設定
位置:0, -200, 500
回転:25, -200, 0
不透明:25%
ラインアンカー:0%(通り過ぎて戻って来る感じ)
トラッキングの種類:前と後
トラッキング量:-50(プラスは見た目にあまり出ない?)
ブラー:15, 0 ,2.0
3D フライダウン (カメラの後ろから)
範囲セレクター(Range Selector)
オフセット -33% → 100%まで値が変化
少しイージングがかかってます。
終了が33%固定で、オフセットの最初の値と合わせると綺麗に画面端を走るようです。
高度 > 基準 スペースを除いた文字
高度 > シェイプ :上へ斜傾
アニメーター(Animator)の設定
アンカーポイント:0, -24, 0(ここは欄外の距離と思われます)
位置:0, 0, -1000
スケール:500, 500, 500
不透明度:0
ブラー:5.0, 5.0
3D フリップイン (X 回転)
範囲セレクター(Range Selector)
オフセット -25% → 100%まで値が変化
終了が25%で、数値をいじると雰囲気が変わって手軽でした。
高度 > 基準 スペースを除いた文字
高度 > シェイプ :上へ斜傾
アニメーター(Animator)の設定
アンカーポイント:0, -100, -50(ここの値で出て来る距離感がだいぶ変わります)
回転:180, 0, 0
不透明度:0
3D ランダムなスパイクの回転
範囲セレクター(Range Selector)
オフセット -100% → 100%まで値が変化
高度 > 基準 スペースを除いた文字
高度 > イーズ(低く)100%
高度 > 順序をランダム化 オン
アニメーター(Animator)の設定
スケール:100, 800, 100(Yの800がこの忍者のように登場する文字のミソかと)
回転:1x, 0, 0
不透明度:0
塗りのカラー:#FFD200(色が必要なければこの項目削除でOK)
トラッキングの種類:前と後
トラッキング量:5
ブラー:5, 200 ,0(こちらのY200もスケールと合わせてミソかと)
3D 位置を戻す
地味な動きながら値が色々入ってます。
範囲セレクター(Range Selector)
オフセット -100% → 100%まで値が変化
高度 > 基準 スペースを除いた文字
高度 > イーズ(低く)25%
ウィグリーセレクター(Wiggly Selector)
モード > 交差
ウィグル 0.0
(どちらもいじると変化がでて面白いかと)
アニメーター(Animator)の設定
位置:200, 0, 300(X200は、文字と文字と横軸の差と考えていいかと)
不透明度:0
塗りのカラー:#61E7E9(色が必要なければこの項目削除でOK)
ブラー:15.0, 0 ,2.0
3D 回転 (輪)
パスのオプション
マスク内に入っている、軌道のパスの「パスのオプション」にパラメーターが出現しています。
最初のマージン:282から-814まで移動(この最終値を合わせて文字が正面に来るように調整してます)
また、この値にイージング入ってます。
範囲セレクター(Range Selector)
高度 > シェイプ 矩形(「なめらか」も良さそうです)
高度 > なめらかさ100%(上記シェイプが「矩形」だと出る値のようです)
アニメーター(Animator)の設定
回転:90, 0, 0
マスク
回転の軌道のパス
3D 回転イン (文字ごと)
範囲セレクター(Range Selector)
オフセット -25% → 100%まで値が変化
終了 25%
高度 > シェイプ :上へ斜傾
アニメーター(Animator)の設定
位置:0, 0, 400(Zは奥から文字が飛んで来る距離だけど、変更してもそんなに見た目は変わらないかも)
スケール:100, 50, 100(Yを変えると案外面白いかも)
回転:0, 180, 0
不透明度:0
3D 後退 (スクランブルとブラー)
動きが派手な分、設定もいっぱいでした。
範囲セレクター1(Range Selector)
オフセット -50% → 100%まで値が変化
終了 50%
高度 > シェイプ 上へ斜傾
高度 > イーズ(低く) 100%
ウィグリーセレクター1(Wiggly Selector)
モード > 交差
最大量 100% → 0%
最少量 -100% → 0%
範囲セレクター1とウィグリーセレクター1のイージング。
アニメーター1(Animator)の設定
位置:0, 250, -500
スケール:1200,0,1200
不透明度:0
範囲セレクター2(Range Selector)
高度 > 基準:スペースを除いた文字
高度 > シェイプ:円形
高度 > イーズ(低く) 100%
ウィグリーセレクター1(Wiggly Selector)
モード > 差
最大量 100% → 0%
最少量 -25% → 0%
基準 スペースを除いた文字
ウィグル/秒 2.0
ウィグリーセレクター2のイージング。
不透明度:0
文字の範囲:文字種別
文字のオフセット:10(文字が変わるのをはずす場合ココです)
ブラー:30, 30, 0
3D 後退 (スケールと歪曲)
範囲セレクター(Range Selector)
オフセット -50% → 100%
高度 > 基準:スペースを除いた文字
高度 > シェイプ:上へ傾斜
高度 > イーズ(低く) 100%
ウィグリーセレクター(Wiggly Selector)
モード > 交差
最大量 100% → 0%
最少量 -100% → 0%
基準:文字
次元を固定:オン
範囲セレクターとウィグリーセレクターのイージング。
アニメーター(Animator)の設定
位置:0, 250, -500
スケール:1200,0,1200
歪曲:25.0(映像ではわかりづらいですが、アニメーション最初の文字の斜めの設定)
歪曲軸:0
不透明度:0
ブラー:136, 136
3D 行 (ズームイン)
アニメーター1(Animator)の設定
ラインスペース:0, 60 → 0, 0(単純に行間です)
範囲セレクター(Range Selector)
終了:33%
オフセット:-25% → 100%
高度 > 基準:行
高度 > モード:加算
高度 > シェイプ:上へ傾斜
アニメーター1と範囲セレクターのイージング。
アニメーター(Animator)の設定
アンカーポイント:-80, 0, 0
位置:0,0,-300
不透明度:0
3D 中央にバウンドイン
詳細オプション
アンカーポイントのグループ化:単語(「文字」いい動きです)
アンカーポイントの配置:200, -50% → 0, -50%
範囲セレクター(Range Selector)
終了:50%
オフセット:-50% → 100%
高度 > シェイプ:上へ傾斜
詳細オプションと範囲セレクターのイージング。
アニメーター(Animator)の設定
回転:1x, 90, 90(Xの回転値が一番変化が出ます)
不透明度: 0
最後に
記事を書くのに非常に疲れましたが、結構、細かい設定がよくわかった気がします。
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