2018 / 05 / 04
フィルム始めます!! ド級の初心者の初めてのフィルムカメラ。PRAKTICA PLC3とHelios 44-2でスタート
手頃で特徴のあるオールドレンズはあらかた試してきて、ブログとしても少しマンネリ感を感じてきたこの頃。何か企画が必要だと思ってました。
ありました。
すぐ目の前に。
全然手をつけてないフィルムカメラという表現が。
もともとはレンズを買った時に一緒に付いてきたカメラで、こういうのはジャンクで動かないことが多いんですが、この2つはちゃんとシャッターが切れます。
フィルムに詳しい友達曰く、シャッターが切れればとりあえずは写るらしいのでやってみようと。
わたくしフィルムはほぼ初です。人生の中でフィルムカメラはほぼ『写ルンです』を数回の記憶です。
なので超ビギナー目線で感じたことなどを書き留めてみたいと思います。
分かりづらかったところなど
さてまずどちらを使うかを考えました。
銘柄が一緒だからか雰囲気が似ています。
グレードとかあるかもしれませんが、まあ最初は気にしないことにします。
ざっと見たところ、こちらのカメラ「PRAKTICA PLC3」はシャッター速度1/1000があるようなのでこちらでいこうと思います。
デジタルカメラでも、街撮りで開放絞りだと1/1000を使うことが多いので。
それにしてもフィルムを入れる箇所の開け方がわかりません。
以前開けたような記憶があったんですが。。
爪を入れて開けようとしたら表面のテクスチャが剥がれてしまい、焦って検索。
左の巻き取りレバーを引き上がるタイプでした。
その他ざっと検索してみると、基本的には右から、フィルムの巻き上げ、シャッター速度、撮影後の巻き取りレバーが基本操作のようで、電子式の時代にならないと操作系は同じような配置で機能も一緒のようです。
よくよく考えると、フィルムカメラはレンズから直にフィルムへ像を焼く仕組みなので、何処に機種ごとの違いがでるんでしょう?
デジタルなら撮像センサーでだいぶ変わるハズですが、どのフィルムカメラも直にフィルムへ像を焼くハズでしょうし。
また選ばなかったPRAKTICA super TLの、この晴れマークのようなものは何の操作なんでしょう。これ自体では動かない感じです。
まあ壊れているのかもしれませんが。
とまあ、疑問も多いのですが、あまり頭デッカチになるのも何だなと思って、まず撮ってみることに。
いざ撮影
フィルムは最初からヤル気でバルク買いしました。この方が断然安いようです。
ほんとはISO400が半分の予定でしたが、どこかで間違えたようで履歴はISO100がふたつになってました。まあISO400はおそらくポートレートを室内でやらなければ使わないと思うので、まずはこちらで鍛錬の鍛を。
選んだレンズはオールドレンズの代表格Helios 44-2。
開放値もF2.0あるのできっと調整しやすいのではと。
緊張のフィルム充填。
こちらも検索しながらなんとか入ったかと。
ファインダーを覗いて見ると、ピントは円の中の上下のズレで合わせるタイプのようで、案外なんとかなりそうです。
また真ん中の半丸(写真では左端)は露出計のようで、暗いか明るいかでどちらが黒くなっていくようです。
とはいえしばらくは露出計アプリで計測しながら一枚ずつ撮るつもりです。
右側の「+○-」今のところコレが何か分からず。
最初、露出計と思ったんですが、それは真ん中の半円が機能しているようなので違うのかと。
なるほど、シャッター以外ではこう言った計器が動くかがカメラの商品状態なんですね。
下部にあった電池入れに合いそうな単三電池を入れてみるも動いていないようです。壊れているのかも。
そもそも単三電池であっているかもわからないですが。。
下北沢を街歩き
そんな訳で、撮りやすい下北沢をひとしきり歩いて、コーヒーを飲みながら今日の相棒をiPhoneで一枚。
それにしても何か変です。
24枚撮りフィルムなはずが、36枚過ぎてもまだ撮れる感じ。
何か壊れているのか、24枚撮りを入れたつもりが36枚を入れたか。
嫌な予感がしつつも仕方ないので巻き上げ開始。
すぐ巻き上げ終わり。。。
フィルムがきちんとセットされておらず、カウンターだけ上がっていたようです。
1枚目が36枚分多重露光になったまま、フィルムの筒に巻き込まれて使えなくなりました。
ほろ苦い思い出のデビュー戦になってしまいました。。
問題をチェック
調べるとこのPraktica製は日本カメラの充填と少し違うようで、右の緑のマークに合わせて少し引っ掛けてフィルムを巻き上げればいいようです。
ぐしゃっと巻き込まれる感じが一瞬不安ですが、手軽といえば手軽です。
一枚ごとにフィルムを巻き上げる時に、ここも回ってないといけないことも学びました。
また晴れた日にリベンジします。
あと手持ちカメラが結構重かったのでストラップを買いました。
フィルムカメラに使える先が細いタイプのはアマゾンで見つけられなかったので、新宿まで出てヨドバシカメラ街へ。
とはいえ商品名で検索するとあるもんです。
いい感じです。
ヘリオスがカメラに合ってない気がするのは、ロシアとドイツの違いかと。
参考にさせていただいたサイト等
→ フィルムカメラ全般的なこと
→ ピント合わせ
→ 露出、EV関連
→ フィルム充填、PRACTIKA
→ 露出計アプリ(無料のを色々試してみましたがこれが一番馴染みました)
購入参考
eBayだと、カメラだけなら$30〜$50ぐらい手頃に買えますが、状態はほぼピンキリかと。
判断基準はまだ私も分かりません。
“フィルム始めます!! ド級の初心者の初めてのフィルムカメラ。PRAKTICA PLC3とHelios 44-2でスタート” のコメント
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フィルムカメラが初めてとは意外です。
今どきの若い方!?なのでしょうか。
今後のフィルムカメラ体験記?が楽しみになってきました。
PRAKTICAカメラにも興味があります。
健闘をお祈りします。
今年で44歳です!
カメラ愛好家としては中間ぐらいの世代でしょうか。
デジタルでは10年近くやってるのですが、若い頃は写真よりデザインに興味があった感じでした。
ですので、ゆくゆくは何かデザイン的なものも混ぜて出力できたらと妄想しています。
ありがとうございます!
しばらく奮闘してみます!
はじめまして、いつも興味深く記事を拝読させていただいています。
フィルムカメラは初めてでいらしたのですね。いつもオールドレンズで素敵な写真を撮っておられるので、少し意外でした。
ファインダー右側の針が露出計だと思うのですが、残念ながら不動のようですね。
ストラップは大丈夫ですか? ちょっと切れそうで心配です。
(初めてのコメントなのに偉そうに余計なことを書いてすいません)
フィルムはデジタル以上の一期一会感が癖になるかと思います。
フィルムカメラでも、素敵な写真と楽しい記事を拝見できるのを楽しみにしています(^^)
はじめまして、コメントありがとうございます。
ありがとうございます!
α7のおかげでオールドに目覚めたものでSONYに感謝です。
やはり露出計でしたか、まったく動かないのでダメそうです。
でも、実はもう第二弾を撮って現像待ちなのですが、露出はアプリと今までの経験でなんとかなりそうなので大丈夫そうです。
ストラップは確かに不安です笑
店にもあまり種類がなくて、、、重量表記は満たしているんですが、なんとかしたいところではあります。
ありがとうございます!
味のある写真と面白い投稿が書けるよう頑張ります!
おはようございます。お返事ありがとうございました。
ストラップについてちょっと補足です。
エツミとかが出している「三角環」とか「丸環」をカメラに着ければ、太いストラップも選び放題です。(もしご存じでしたらごめんなさい)
カメラに合った、素敵なストラップが見つかりますように。
おはようございます。こちらこそありがとうございます。
実は昨日返信後、海外のカメラを見てたらちょうどお話の三角環に気がつきました!
確かにこの方が良さそうです。
ありがとうございます、早速探してみます!