2018 / 09 / 21

Film Camera

フィルムカメラで初ポートレート撮影!選んだレンズはやっぱりJupiter-9 85mm

遂にフィルムカメラでポートレートを撮りました!あまり時間がとれませんでしたが、次に繋がる描写は残せたかと。

本日のアジェンダ

・フィルムでポートレートの露出
・フィルムでポートレートのピント合わせ
・フィルムでポートレートでのJupiter-9 85mm
・フィルムでポートレートのストロボ

フィルムでポートレートの露出


これまでの街歩きでの慣れもあり露出は割となんとかなったかと。
天気は曇りだったので日差しでの露光量は変わりづらく、1/125、F4.0を基準に建物の影で軽く調整する程度で済んだのもあります。


良さそうなポイントを見えたら、そこに着くまでに露出計アプリでも確認することもできるようになったので比較的流れもスムーズです。


時間は夕方前ぐらいでもう直ぐ暗くなり始めるぐらいでしたが、ISO100のフィルムで問題なく撮れたと思います。

フィルムでポートレートのピント合わせ

いやー
やはりピントが大変です。

一人で街歩きなら好きなだけピント合わせに時間をかけれますが、ポートレートとなるとピント合わせは全く勝手が違うと言えるかと。

そもそも何が難しいかというと、ピントを合わせるまで待っている人がいると言う現実です。
待たせてしまっているプレッシャーとも言えるのでは。


特に状況が刻々と変わる電車バックでの撮影などはプレッシャーがハンパないです笑
そんな訳で急いだ結果、ピントは左下の「しばらくお待ちください」に。


とはいえ扉に使ったこちらはジャスピンでないのが写真の雰囲気に一役買ってくれている気もします。


寄った上に絞りをF2.8まで開いたのでピントがさらにシビアに。
手前の右目にもう少しピンを寄せたい感じです。

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フィルムでポートレートでのJupiter-9 85mm


柔らかい描写のJupiter-9は、フィルムのポートレートでもやはりいい働きをしてくれました。
デジタルで撮るより自然さがある気もします。


奥が思ったよりボケなかった感じです。
おそらく絞りはF4.0かF5.6。

Jupiter-9の味を考えるともう少し奥をボカしたかった気がしますが、いかんせんフィルムカメラだと、撮る前に決めた絞りやシャッター速度をちょこちょこ変えるのは難しいです。
特にポートレートだとピント合わせにかなり許容が取られる分、撮る前に背景との距離感でボケのイメージをする必要があるのかと。


色合いがいい雰囲気です。
中山が使っているJupiter-9は黒鏡筒の前期モデルなので、薄っすらアンバーがかっているのもあってフィルムの色味も含めセピアっぽく出やすい気もします。
自然な色味と合いやすいかと。

ちなみに結果オーライで載せましたが、ほんとは人物にピントを合わせました笑


木漏れ日の丸ボケと遠くの木々ががっちりボケてとてもJupiter-9らしい。
画像周辺の少し歪んだ丸ボケでまた一味ついて、Jupiter-9らしいいいレトロ感かと。

フィルムでポートレートのストロボ

フィルム撮影。少し画像調整しています

この日の撮影は、現代レンズで室内ストロボ撮りがメインだったんですが、合間に少しだけフィルムカメラ+Jupiter-9でストロボを試してみました。

測光はデジタルカメラa7iiiで。
ISO100で露出を合わせて、その数値でフィルムカメラを合わせました。
数値合わせ自体はこれで問題ないようです。手間はかかりますが。

でもストロボはやはりなかなか難しいようです。
ストロボだと撮ったものをモニタで見ながら光を調整したり、撮り方を考えられないとなかなか詰めていくのは難しいかと。
デジタルカメラが無い頃はホント職人技だったんですね。

デジタル撮影。少し画像調整しています

参考までにデジタルの写真を一枚。
SONY a7iii + SONY 24-105mm ズーム。

Jupiter-9 85mmについて

LZOS Jupiter-9 85mm F2.0 最短撮影距離80cm M42マウント 1975年製 絞り羽根15枚 3群7枚 49mm

結構長い付き合いになって来たこのJupiter-9。
絞り指標が目盛りを超えたり、前レンズはかなりの拭き傷だったりですが十分働いてくれてます。

eBay価格だと送料を入れると15,000〜25,000円ぐらいでしょうか。ヤフオクなら30,000円ぐらいかなと。

少し高めのオールドレンズですが、人物や、寄りで一点の被写体(例えば花)を撮る時は十分楽しめるいいレンズと思います。

カメラ

フィルムカメラ PRAKTICA MTL5

カメラはセットで大人買いした新しいオールドカメラ、Pentacon製のPraktikc MTL5。1983年製ぐらいの第四世代のようです。
程度もいい感じでしばらくのメインカメラの予定です。
フィルムはフジフイルムのスタンダードISO100 36枚撮りです。

今回思ったこと

やはりポートレート撮影楽しいです。
ピント合わせのプレッシャーに勝てるぐらいの慣れが掴めれば価値になるような気が。
次はもう少しシャープな中望遠レンズをいってみたいです。

Film Camera

 


 

 

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