2017 / 01 / 01
乾いた写りが楽しいんです LOMO Smena-8M用レンズ Triplet-43改造 40mm F4.0 – リペアレンズ撮影テスト館
なんとなく好きな写りで、たまに欲しくなる味わい。オールドっぽいような案外きちんと写るような、そして小さく持ち歩きやすくリーズナブル。そんな理由でオススメできるレンズとして取り扱ってます。そのT-43のテスト撮影写真館です。随時更新していきます。
レンズとメーカー紹介
L39マウント 最短撮影距離50〜60cm (改造) 絞り羽8枚 3群3枚
製造は1970-1994の間の製造と言われいていますが、レンズにシリアル番号等ないので正確にはわかりません。正直管理も大変です笑。
「LOMOの Smena-8M」と言うトイカメラのレンズだけを取り外してLeica Lマウントに改造されたレンズです。
まあ改造というよりは強引に別レンズのヘリコイド部分をくっつけたらうまくいって、それが市民権を得て真似する人が出始め、市場に現れるようになったのではと予想します。
乾いた雰囲気の描写がレトロな感じがして面白い写りでヘリオスでおなじみのぐるぐるボケも出ます。トイカメラという言葉のイメージより遥かにキチッと写ると思います。
このレンズは多少無理して改造されていて無限遠は指標の3mとかの中途半端なあたりで、最短撮影距離は指標では1mですが大体どれも50〜60cmぐらいです。
α7等のミラーレス一眼なら、デジタルズームでピントの確認が容易なので、この辺は何の問題もないかなと思ってます。
この投稿の概要
ヤフオクに出品しているレンズのテスト撮りの写真で悪くないものも撮れたり、その過程で気づくこともあり、レンズレビューの投稿に付け足すのは整理しづらかったので、「ヤフオク出品レンズ写真館」のカテゴリで定番アイテムを掲載しています。
Number.07
17/08/12
昨晩降った雨がまだ地面等に残っていましたが、やはり乾いた感じです。RGBのどの成分かの一部が通常より少ないんじゃないかと思ってます。
なんという葉っぱかわかりませんが、南国にありそうな葉がいい味かと。
開放F4.0で撮ってますが、案外ピント面はシャープで色のりも悪くないです。が、やはり乾いた感じがイイかと。
Number.06
17/08/11
どこから乾いた感じがするのかわからないんですが、やっぱり乾いた感じがイイと感じます。
もう少しだけ日差しがあればベストだったと思うんですが、そればかりは神頼みです。
珍しく色がのりました。確かに色あざやかな花でしたが、日が照っていた訳でもないので、はて?よくわからないです。。
Number.05
17/08/01
画角40mmというあまりない画角も魅力なんでしょうか。いい範囲で写る気がします。
またレンズ構成3群3枚というトリプレット型で歪みが少ないのか、安定した写りになるような気がします。
開放F4.0で程よく周辺光量落ちが出て締まる感じも撮りやすいのではと。
ほんといいタイミングで鳩が来てくれました。
こういうのが撮れるたびに、昔アラーキーの本で読んだ「俺はカメラを構えるだけ、あとは向こうからやってくるんだよ」みたいなことが書いてあったことを思い出します。
自身でリペアしたレンズをヤフオク!に出品しています
リペア・調整したレンズのみ販売しております。購入をお考えの方いらっしゃいましたら、ぜひよろしくお願い致します。
Number.04
17/07/22
いや〜これ好きですね〜
ピントがどことかどうでもいい感じで、絵として成立してればいいという感じかと。
こういう感じに撮りやすいレンズではと思います。
ホワイトバランスが転ぶと一気に転びやすいのもこのレンズらしいかと。いい意味で。
でも案外シャープです。ホワイトバランスは転んでますが。
Number.03
スバラシイ乾き方。枯れた葉っぱは当然乾いていますが、その表現がバッチリではと。調整・補正のしていない撮ったままのRaw状態ですので、このレンズの味がわかってもらえるのではと。
周辺光量落ちが出やすのもこういった尖った感じには使いやすいかと。
赤い!
もうひとつこのレンズで彩度を強く出す撮り方が理解できていませんが、日陰や曇った日でもたまにグっと出ます。
ポートレートで薄暗いところで真っ赤なルージュとか面白そうです。
撮影カメラ情報
SONY α7
マウントについて
Leica Lマウントは5DなどのCanon EFでは対応しないので、今回はSONY α7(SONY Eマウント、NEXとも言う)を使いました。
SONY E(NEX)、FUJIFILM FX、Olumpus等のM4/3、の順
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