2017 / 10 / 09

Digital Camera

映画のようなフィルムっぽい雰囲気が出しやすい Jupiter-8 50mm F2.0 – リペアレンズ撮影テスト館

小さなレンズ、L39変換マウントでかさばらないので持ち歩いて気になったものを撮る用途にも最適なレンズでは。触りだしのは最近なのですが、お気に入りレンズにグッと食い込んできました。

レンズとメーカー紹介

L39マウント 最短撮影距離100cm 1960年あたりの製造期間 絞り羽根9枚 3群6枚レンズ構成 40.5mmフィルター径

この投稿の概要

ヤフオクに出品しているレンズのテスト撮りの写真で悪くないものも撮れたり、その過程で気づくこともあり、レンズレビューの投稿に付け足すのは整理しづらかったので、「ヤフオク出品レンズ写真館」のカテゴリで定番アイテムを掲載しています。

66年製造 Silver


素晴らしく乾いた風合い。反面優しいような気も。


古いレンズほど自然の色が強調なく自然に出る気もします。最近。


まだ結構銀杏が残ってました。曇りとのいい交わりがこのレンズ向きだったショットかもしれません。


建物の影に逃げて行った猫がいたので、行ってみると追ってくるか様子を伺ってました。

75年ぐらい製造 Black


Jupiter-8の中では比較的新しい75年製のせいか割とシャープな気もします。レンズ状態もよかったのでそのせいかもしれません。


ボケの風合いがまさにロシアンホワイトのロシアンレンズです。最短撮影距離100cmでもこの距離感いけます。


スクーターの赤とうまく掛け合わせたつもりですが、もう少しピントでの双方の距離感が詰めきれませんでした。
やはり最短撮影距離100cmは近距離では難しいかも笑。

自身でリペアしたレンズをヤフオク!に出品しています

70年ぐらい製造 Black


久々にJupiter-8のリペア。一見すると心もとないぐらい小さいレンズですが、相変わらずいいコスパのレンズです。


画像周辺の歪み方が味があります。フィルター的なソフトでノイズを足せば簡単にもっとフィルムっぽく見えるようになるかと。


ちょっとハレーション気味ですが、花びらの鮮度は見えますし、瓶と床が一体になるような溶け方楽しいです。

60年製 Silver


いいですねー
このレンズらしい味が出ているのではと。


この花、長く咲いているので色んなレンズのテストで撮っていますが、どれも味が違って面白いです。


近所のシロはいつも逃げないです。でも足音には敏感です。

60年製 Silver


撮ってるの知ってるもんだと思ってましたが、気がついて少し驚いているよう。猫って見ているようでちゃんと見てない時あるような。


カメラにセットしたサイズ感はこんな感じで、とてもコンパクト。シルバー鏡筒とα7のバランスも好きな感じです。

77年製 黒


最短撮影距離100cmだとブツ撮りはこの距離感かと。
背景の距離がとれれば結構安定した絵作りが可能なレンズでは。


飽和感がロシアンレンズっぽいですね〜

撮影カメラ情報

SONY α7

マウントについて

Leica Lマウントは5DなどのCanon EFでは対応しないので、今回はSONY α7(SONY Eマウント、NEXとも言う)を使いました。

 


SONY E(NEX)、FUJIFILM FX、Olumpus等のM4/3、の順

その他のカメラメーカーで使えるマウント一覧や留意点を記事にして解説していますので、マウントで疑問点等ある方いらっしいましたらぜひご覧ください。

 

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