2018 / 04 / 07

Digital Camera

α7ⅲに至るまでに α7R → α7ⅱ→ α7 → α7Sⅱ(一回だけレンタル)と渡り歩いてきた個人的主観でSONY α7ⅲをレビュー!

かなりのコスパで登場したa7iii。写真も動画もこなす今時のミラーレス一眼として十分なパワーを秘めているのでは。α7Rⅲや、α9は触ったことがないので、初代や第二世代からの買い替えの感想です。

まず雑感

いいカメラです。
ここまで発売されたαシリーズのいいところは上手く組み込まれて、なくても大丈夫であろうと思うところはうまく据え置いてる感じです。

写真・動画共通のこと

・ISOがISO100-51200でシリーズの最上位と一緒
・AF系の機能等はシリーズの最上位と一緒
・ファインダーや液晶モニターが初代α7と一緒!つまり荒い解像度。ここを割り切って値段を抑えたんでしょうか。中山は肯定派です
・撮像素子はα9のほうがいいみたい

写真

・写真サイズは6000 x 4000。十分かと。最上位はα7Rⅲなどの7952 x 5304

動画

・4K撮影可能
・フォーカスが追従。グッとピント位置を変えなければかなり追ってくれます。外れてもシャッターボタンでかなり素早く合います

持った感覚


・少し重くなった
・操作ボタンや持ち手付近等が詰まった感じがあり
・MENU内の内容もギュッといろいろ項目が詰まった印象大。細かく設定はできるが初めてのSONY αの人にはきっとわかりづらい
・バッテリーは2倍〜3倍持ちが良くなった気が

いろいろ詰まった分、初代や第二世代より手軽さはなくなったと思います。

ボタン類


・タッチパネルでもある
・ボタンへの登録できないメニューがほぼない(少なくともα7第二世代までは入れられないものが結構あった気が)

ボタンの数が増えて、それぞれに設定できる項目の自由度がかなり増してます。
そこで最初にありがたいと思ったのが、APS-Cサイズをボタン一つで切り替えられるところです。

伝家の宝刀APS-Cサイズ

つまるところ1.5倍ズームをボタンで切り替えれられます。


例えばオールドレンズのLeica Elmar 90mm L39だと最短撮影距離が100cmなのでこの辺までしか寄れません。


そこで割り当てたAPS-Cボタン。
約1.5倍まで寄れます。
L39マウントはだと可動式のマクロマウントは発売されていないと思うので、マクロ用のただの筒のような固定マウントを都度脱着に比べたらこの方法はかなり手軽です。画質もほぼ変わらない印象です(マクロと比べると画角は変わりますが、それを気にする使い方ではないです)
その他「a7iiiとオールドLeicaレンズの記事はこちら

側面

メモリカードについて


スロットが二個になったのは初?
でも64GBのSDが、写真のひと現場でいっぱいになった経験はないです。
映像でもキリのいいところで差し替えることが多いので、二枚差しっぱなしは怖いからやらないと思います。
あくまで私見です。

メモリースティックについてはきっとみんな共通意見でしょう。

出力端子等


ここはもっとなにかいい方法はないんでしょうか。
少なくとも蓋はどうも心もとない作りです。

その他

サイレントシャッターは結構いい

本当に全く音がしません。
ほぼゼロです。

発売日にa7iiiが間に合わなかったため、実践で試したのはレンタルしたα7Sⅱだったんですが、サイレントシャッターがすごく使えました。
イベント撮影仕事で、みんなシャッター音がある時に比べ全然カメラを意識しないのです。

意識されないと何がいいかと言うと、表情が自然になります。特に笑顔や真剣な表情などは、カメラに意識がない方がいい表情を見せてくれやすいと思います。
いくらカメラが入ると事前に告知がある状態でも、この効果は大きかったと思います。

そのサイレントシャッターがa7iiiにもあることを知って嬉しかったんです。

SONYの新ズームレンズ24-105mm F4

a7iiiに先駆けて購入した「SONYの新ズームレンズ FE 24-105mm F4 G OSS 小規模プロジェクトの業務に最適! in 新潟」も記事を書いていますのでよろしければご覧ください。

24-105mmで撮影


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