2018 / 05 / 31
撮りやすくて安心のHELIOS 44-2 58mm F2.0で、おそらくラストのPRAKTICA PLC3 in 初台商店街、秋葉原の裏通り、夜の六本木
一番人気のHelios 44-2をやっとフィルムで試せました。色々な所に持ち歩きつつ約3本分のフィルムの投稿です。
正直まだまだパッとしない写真ばかりですが、書きながら学べる部分も多いと思うので、今回も反省会的な書き方で記載いたします。
本日のアジェンダ
・色々な場所をHelios 44-2で撮影。
・レンズとカメラの情報
今回は当初から試したかったHelios 44-2を持って、所用で行った初台の商店街、秋葉原の裏通り、夜の六本木を、合間に撮っていますので天候や、時間帯などもまちまちで変化に飛んだ写真になったかと。
ボケ Bokeh、ピント、色味、露出、奥行き
絞り開放でハンバーグ。
こんなにピント範囲って狭かったっけ?と、思うぐらいハンバーグの一点しかピントがあってません。
また先日コメントでいただいたように、縦の線はハレーションではなくシャッター幕のようで、新しいカメラも買ったのでこのカメラは今回で卒業かなと。
こちらは日差しが強かったためF8ぐらいで撮影。
こうなると結構安定した感じです。
色味がフィルムっぽくていいのではと。
期待した一枚でしたが、またピント合わず。
絞ればもっと楽なんでしょうが、日陰だったので開き目にしたかと。
フィルムの難しさは日陰な気もしてきたこの頃です。
おそらくF4ぐらい
鉄のノブの質感が良くて撮りましたが、もう少しドアまでピントを合わせたくて下記に再撮影。
F8ぐらい
おかしなことになりました。
奥の緑のモップなどがはっきり見えるので絞ったのは間違いないと思うんですが、前述のシャッター幕と、扉が黒く見えるのはなんでしょう。同じくシャッター幕の影響でしょうか。
このカメラは仕方ないとして、フィルムカメラの知見としておきたいと思うのですが、分解しないとわからないでしょうか。
右のシャッター幕はいいとして、ハイライトの部分だけもう一段落したい感じです。
その他のバランスは少し掴めてきたのではと。
こちらも似た感じのハイライト飛びで、結構絞ったと思うんですがぶっ飛んでます。
でもシャドウ部の紫陽花は出ているのでイメージしている露出は以前より適正かとも。
所変わって秋葉原。
大量に並ぶ日本名物ガチャガチャなのですが、開放でここまでボケてしまうとは、フィルムでのボケの難しさが滲みます。
夜の六本木。
シャッター速度は1/30か1/15ぐらいまで下げていると思います。
案外夜でも光が足りるんだなというのが最初の感想。
結局ISO感度は100で粘るしかない分、ノイズは出づらいということなのかと。
昼光色のライトだとこんなに色がのるもんだなと。
ホワイトバランスがない分、当然ながら光の影響が強いです。
おや?
最初に投稿のハンバーグに近い撮影条件と思いますが、やけにピント面が広いです。。。よくわからん。
シャープ Sharp、描写 depiction、質感 texture
フィルムの良さの一つは、質感がクローズアップされることなのでしょうか。
ちょっとでも雰囲気があるものは全ていい味に撮れてくれる気がします。
何度か書いていますが、フィルムは日陰の表現が一番キモな気がしてます。
光のバランスや被写界深度も絡めた構図のバリエーションが、デジタルよりも広い気がします。
この描写のバランスがいつでも意図して撮れるようになれば、フィルムカメラのスキルが1ランク上がったと言えそうです。
天気がよかったはずなので、おそらくF8、1/250ぐらいかと。
初台の一本奥に街撮りに合う通りがあることを最近知りました。
古い町並みにまだ賑わいのある雰囲気です。
初台というとオペラシティか住宅街のイメージでしたが、こういった雰囲気も残っているのが知れるともっと色んな街を歩きたくなります。
なんというかフィルムは、ハイライトが飛びやすいためかデジタルより階調幅がつきやすい気がします。
いわゆる眠い写真は少ないような気が。
うーんでもそこは現像の具合もあるんでしょうか。自分の性格からしていつか現像もやりたくなりそうです。
現時点ではそれよりもカメラを分解してみたいですが。
もう少し状況の情報を写しこむべきでした。
秋葉原の昔からの雰囲気があるあたりです。古い雰囲気に日差しは、フィルム+オールドレンズには難しいですが俄然やる気の起こるシチュエーションかと。
ちょっと主題が乏しいですが、フィルムの質感いいですねー
デジタルの夜街写真の白黒の雰囲気に近い気がします。
デジタルのカラーの夜写真は綺麗に写りすぎて味がない気がしています。
悪くないんではと。
右にシャッター幕らしきものは出てますが。。
レンズとメーカー紹介
カメラ
カメラ : PRAKTICA PLC3
絞り : F2.0-F8.0を状況に応じてかなり使い分け
シャッタースピード : 1/500をメインに、夜の写真は1/15や1/30も
フィルム : フジフイルムのスタンダードISO100
前回の新しいカメラの投稿と少し時間軸がずれてまして、前回の投稿で新しいカメラMTL5を手に入れていますが、今回もPRACTIKA PLC3で撮影しています。
フィルムを何本かまとめて手頃な郵送サービスの現像所に出しているもので順番が変わってしまいました。
レンズ
Helios 44-2 F2.0 58mm
オールドレンズで一番有名であろうロシアンレンズのヘリオス。
44-2や44Mを筆頭に、44、44M-○などバージョンや工場ごとなどに複数あり少しややこしい部分がありますが、基本的にはどれもレンズ構成が一緒で豪快なボケ柔らかい描写が楽しめます。
もはや懐かしい思い出。オードレンズ初級者の頃に書いた、
→ ロシアンレンズの大御所の素晴らしきホワイト HELIOS 44-2 VALDAI 58/F2.0 M42
ぐるぐるボケを試したい方にオススメ!
→ 【ぐるぐるボケ出し方講座 ー 初心者向き】ヘリオスのぐるぐるボケの出し方の解説
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備考
次回はPRACTIKA MTL5を投入します!
“撮りやすくて安心のHELIOS 44-2 58mm F2.0で、おそらくラストのPRAKTICA PLC3 in 初台商店街、秋葉原の裏通り、夜の六本木” のコメント
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こんにちわ。フィルムに手を出されたんですね。
私も興味はあれど、さすがに・・・・(*_*;
踏み出された勇気を尊敬します。
同じレンズでもフィルムだと雰囲気が違いますね。
これが本来の持ち味なのかもしれませんね。
素性を垣間見れるというのは、勉強になりますね。
いずれデジタルでも生かせるいい経験になりそうですね。がんばってください
こんにちは。
私もフィルムは流石に。。だったんですが、やってみると思ったよりなんとかなります!
オールドレンズに慣れていればそんなに問題ない気がします。
むしろオールドレンズに詳しい人ほどフィルムは楽しいのではとも。
コストも一本、もろもろで1,000円ぐらいで済むので、カメラの手頃さから考えれば問題ない気がしています。
AKA様もぜひ^^!