2018 / 11 / 05
新旧の描写を楽しめるFlektogon F2.4 35mmをフィルムカメラで in 根津、谷中、千駄木エリア
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銘玉フレクトゴンのF2.4後期バージョンは、解像度が上がり、ハレーションにも強くなったように思えますが、ボケやハイライトなどに以前のモデルのフレクトゴンの味が残っていてフィルムとの相性もなかなかのようです。
M42 Carl Zeiss Jena DDR Flektogon Black 35mm F2.4
およそ1980年~1990年製です(ハッキリした資料は見つかりません)
内部の作りは以前のモデルから変わっていますが、描写の味を引き継ぎながらも絞りはF2.4と少し明るくなり、一眼レフ使用時に問題だったミラー干渉もなくなっています。
eBayでも価格帯は少し高いんですが、現代レンズに近づいて行く過程の表現力を垣間見みながらもオールドの味も楽しめるいいレンズと思います。
本日のアジェンダ
・歩きやすい谷・根・千エリアをフィルムカメラで散策
谷中、根津、千駄木付近
街歩きのマップを作る前に何度か歩いたエリアですが、フィルムとの相性が良さそうに思えるのと、全然何度でも歩きたい街なので再訪しました。
まずは煎餅から。
小さなお店がちょこちょこあって食べ歩きにも最適です。
おー
シャープですね。
これまでフィルムで撮ったどのレンズよりもシャープに出てる気がします。
ハイライトやボケの部分がZebraのバージョンのFlektogonとそっくりだと思うんです。
とはいえフィルムだと、アナログのテクスチャが侘び寂び感を醸し出して素晴らしい味。
手書きの案内が店の個性も見せてくれて面白いです。
フィルムとの相性も抜群。
谷中銀座
平日でも全然人通りあります。
前に来たより観光客が多い気も。
次なる食べ歩きはコロッケ。
揚げ物好きとしては食べない訳にはいきません。
残念ながらちょっと時間が経ってたので、もう一つだったかも。
路地の光や壁の高さ、道幅、壁の経年感等いい感じです。
今度ポートレート撮るなら、この辺に来たいかも。
まだ歩き始めでなければ間違いなく入ってたかと。
古民家改造系のいい雰囲気でした。
ビニールは少しカリカリに出てしまってますね。
この辺はもっと古いレンズの解像度の方がいい感じに中和してくれそうです。
昭和の味たっぷり。
NHKの連ドラに出てきそうです。
一回住んでみたい。
さて次はメンチカツ。
230円はまあまあの値段。
おー
こちらはまだそんなに時間が経っていないようで、油から上がって来た味わいが残ってる
まあ普通の味のような気もしますが、ぶらぶらしながらの平和感でおいしさが増す気が。
安定した色が出てますね。
1980〜1990年でレンズ構成やコーティングの質が上がってくると、フィルムでも描写も安定するようです、
なぜかすごく目を引くホテルの看板。
質屋おぢさんのネーミングも凄い。
このホテルのある付近の建物が、何とも味わい深いと言うか怖いと言うか。
改築中なのか取り壊し前なのか。
この距離感と奥行きと光はFlektogonの美味しいところでは。
以前Flektogon Zebraで撮影した写真
参考にこちらは以前デジタルで撮った写真ですが、近い味ではと思います。
そして居ました。
谷根千エリアといえば猫。
街を上げて猫を保護してるのもあってか、人に慣れてるようです。
でも逃げました。
再度うまく間合いを詰めたら撫でれる距離まで近づくことに成功。
結局最後は「腹も撫でろ」と言わんばかりにゴロゴロと寝転がって腹を見せてきましたが、さすがにフィルムで撫でながらは撮れませんでした。
今回思ったこと
近代レンズに近くなって来たオールドレンズのフィルム描写もなかなか面白いです。
こうなるとまだ手を出したことのないContax系ちょっと気になります。
カメラ

カメラはセットで大人買いした新しいオールドカメラ、Pentacon製のPraktikc MTL5。1983年製ぐらいの第四世代のようです。
程度もいい感じでしばらくのメインカメラの予定です。
フィルムはフジフイルムのスタンダードISO100 36枚撮りです。
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