Nov

2018

11

Schneiderの代表的なレンズ Xenon 50mm バランスの良さはフィルムだと扱いが難しいとも言えるのかも。

シュナイダーのオールドレンズは他のメーカーに比べ種類が少なめな感じですが、どれも質や価格がワンランク上の印象です。とはいえそれは特徴が見つけづらいとも言えるところもあって、難しいレンズとも言えるかもしれません。

Schneider Kreuznach / Xenon 50mm F1.9 M42 1966
DSC03054
我が家のオールドレンズの中でも比較的高価な部類に入るXenon 50mm。
シュナイダーの安定感と濃い目の描写が堪能でき、私見ですがデジタルカメラとの相性がとてもいいように思います。

本日のアジェンダ

・名門シュナイダーの標準レンズXenon 50mmをフィルムカメラで試す
・フィルムでのピントずれについて

フィルム1本目


今回一番感じたのはシャドウ域が、とある域から一気に潰れるような感じがする事です。
デジタルではいいコントラストが出ていた気がしますが、フィルムではレンズの味が表現しきれていな気も。


中域からハイライトあたりの表現は細やかな優しさがとてもいい感じです。


やはり中域より上の表現はとても繊細な感じです。

もう少し明るめなら雰囲気出るかもと思いちょっと明るさ調整。

ああ、なるほど。
コレだったのかも。
このレンズはハイキーの方がフィルムとの相性がいいのかもしれません。


パンの質感とてもいいです。
柔らかさも側面の硬さも伝わってきます。


さっき書いて思いましたが、フィルムによって当然表現は変わるわけで、当然相性もありますよね。
いいフィルムを使えばもっと表現の幅を持っているレンズなのかもしれません。


この味も悪く無いですが、やはりシャドウ域の表現にもうひと押し欲しい感じかと。
そういえば同じ感覚を、少し前に撮った「Curtagon 35mm」でも感じていた気が。
落ち着いたらワンランク上のフィルムもいってみたいです。


写真としては悪くない気がしますが、このレンズらしいかと言うとそうとは言えない気がします


きちんと表現することを目指すより、Jupiter-9のような趣や雰囲気を軸にして撮った方がいいレンズな気もしてきました。

フィルム2本目


正直なところレンズの味を掴みきれなかったと思ったのでフィルムをもう一本投入です。


天気の良さのコントラストはだいぶ助けになったようで比較的雰囲気が出ているような。


とはいえやはりシャドウ域の表現はちょっと難がある気が。


ここまでコントラストがつけばいいですが。


この味わいを見るとこのレンズはポートレート向きなのかなとも思います。
ぼかしやすいF1.9の絞りや、人物の距離でのレンズの膨張感がポートレートにちょうどいい気が。


人物ではありませんが、なんだかいやに表情が出ていて面白いです。


やはりポートレート向きでしょうか。

フィルムでのピントずれについて


フィルム2本目のほうが描写は良かったんですが、いやにピントずれが多かったのでよく考えてみる事にしました。


どうやらピント面が小さく、すぐ近くの背景が遠いとそちらにピント位置をとってしまっているようです。


ですので、このぐらいピント面が大きければ多少ピントがずれていても吸収されて、そもそも撮影時に合っていたかも気にならないのかと。


ピント面が小さくても、こういったピント面のコントラストが高く、陰影がわかりやすいものもピントは捉えやすいのかと。
まあコレはデジタルでも変わらない話とも思いますが、フィルムで再認識といったところかと。


ボケが入って対比がつきやすい構図は、ピント面が曖昧でも成立するのでラクなのかもしれません。

今回思ったこと

フィルムだと撮ったその場で、当然、確認できないので、レンズによっての微妙な違いは一旦現像してみないとレンズの味の追求が難しい気がしてきました。
それはそれで撮り続けるネタになっていい気もしますが、少し気が遠くなる話の気も。。。

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カメラ

フィルムカメラ PRAKTICA MTL5

カメラはセットで大人買いした新しいオールドカメラ、Pentacon製のPraktikc MTL5。1983年製ぐらいの第四世代のようです。
程度もいい感じでしばらくのメインカメラの予定です。
フィルムはフジフイルムのスタンダードISO100 36枚撮りです。