2017 / 06 / 01

Digital Camera,

ぐるぐるボケと深いボケのロシアンレンズ Helios 44-2(ヘリオス)58mm F2.0 – リペアレンズ撮影テスト館

Heliosをメインにヤフオクに出品しており、テスト撮りを繰り返しているうちにだいぶヘリオス撮りの上級者になってきたような。


写真がそれっきりはもったいないなと思っていたのもあり、ここに集めていきながら、どのように撮っているかなども書いて誰かの参考になるような書き方が出来ればと思います。

この投稿の概要

ヤフオクに出品しているレンズのテスト撮りの写真で悪くないものも撮れたり、その過程で気づくこともあり、レンズレビューの投稿に付け足すのは整理しづらかったので、「ヤフオク出品レンズ写真館」のカテゴリで定番アイテムを掲載しています。

VALDAI 82年製


紅葉の赤、常緑樹の緑、空の青、日本的でいいですねー。


天気が良かったのでコントラストが上がって色が結構締まりました。


奥の暗い部分と透けて入ってくる光のバランスが楽しい感じです。

VALDAI 79年製


テストを代々木公園でしました。
紅葉がちょうど見頃です。


ボケと青く転んだような葉っぱがいい味かと。


ヘリオスボケの見本のようなショットが撮れました。
豪快な感じでサンプルに使いやすそうです。

VALDAI 78年製


この撮り方はあまりしてなかった気がします。青が光に映えて綺麗ではと。


テスト撮影用の花を窓付近に置きっ放しが増えてきたので、最近窓辺が賑やかです。

VALDAI 77年製


前から思ってたんですが、70年代のヘリオスはレンズが少しアンバーがかっているものがあって、少しフィルムっぽさが増すかと。


ホワイトバランスを「オート」にしているとあまり関係ないかもしれませんが、固定にすると多少黄身がかって見えるのではと思います。

VALDAI 80年製


久々にテスト撮影で近所をふらふらしました。たぶんざくろの実かと。


とはいえ家撮りもしてます。やはりボケの溶け方が素晴らしい。

VALDAI 82年製


造花でテスト撮影をするやり方にだんだん慣れてきて、効率を上げれてるんじゃないかと思います。


この赤茶色の濃いようなひまわりみたいな花がお気に入りです。
蘇芳(すおう)色という感じでしょうか。右の薄茶色の大きな身みたいな草は本物のドライフラワーです。

VALDAI 87年製


この濃度の感じヘリオスっぽいです。だけど案外光の状態を合わせないとうまくいかない気がします。雲が多い晴れはいい気がします。


いつもテスト撮影に行く、猫がいっぱいいる神社があるんですが、今日は猫の定位置がいつもと違う感じでした。


いつもはいない首輪をつけた猫もいたんですが、なんだか挙動不審な感じで心配になる感じでした。


人は全く警戒しないんですが、なんか元気のない感じでフルフラと神社中を歩いて、ちょっと気になります。

自身でリペアしたレンズをヤフオク!に出品しています


現在13品の出品中です » 出品者のオークション一覧

リペア・調整したレンズのみ販売しております。購入をお考えの方いらっしゃいましたら、ぜひよろしくお願い致します。


VALDAI 79、88年製

まとめて撮ったので投稿もまとめました。

造花を買ってきてマンションの非常階段や廊下でテスト撮影をする試みをしてみました。


天気のいい日はかなりいい色が出るようです。当然、rawまま彩度等いじっていません。

BelOMO (MMZ) 83年製


鋭い目つきのこちら、目線の先には小型犬がいます。
何かジェラシーを感じてたようです。


「眩しい」
と手をかざしているように見えるだけで、単に手の移動の瞬間です。

VALDAI 82年製


ここのところずっと夏だというのに天気悪くて、テスト撮りもやりづらいです。
かろうじて少し日差しがある時をねらいました。日差しが出ているとHeliosは色のりがかなり変わります。


Flektogonで撮ると締まる荒廃感でしょうねー
でもこのホワッとした味も好きです。


ストロボを焚いているようにも見えますが、普通にISOをあげただけで、この日、別で撮ったJupiter-9もストロボみたいになる変な天気でした。

VALDAI 80年製


何度か挑戦している黄色い壁の建物。空の青と絡めてやっとフレームを作れたかと。


たまに見かける虎白。案外警戒心が強いです。

BelOMO (MMZ) 77年製

多少希少性のある、キリル文字のHeliosの表記の筐体でした。特に写りは変わらないと思います。


透明感がいい感じ撮れた気が。青空だったらもっといい感じかも。


人形のように固まっていた黒。

VALDAI 82年製

気のせいか82年製よく見かけるような。。


このフィードが猫と花ばかりになっていたので、ちょっとHeliosテスト写真の撮り方を変えようと努力中です。


ピクサーのアニメのようです。ちょっと寂しさがリアルではありますが。

VALDAI 88年製

このレンズは今までみたHeliosで多分一番状態がいいレンズでした。


好き嫌いは別として、88年製と新しいこともあってか写真がクリアな気がします。


風合いの面で考えると70年代の古いもののほうが味はあるのかもしれません。


トラは二匹いたようでこちらは警戒心のないほうで、


こちらは睨むほうでした。

VALDAI 81年製


ゆっくりと近づく中山を嘲笑うようなトラ。


いつでも逃げる体勢万全の茶混じりのクロ。


以前Smena-8 T-43で撮った場所をふたたびHeliosで。Heliosのほうが淡く出ている気がします。


間違えて二回テスト撮影をしてしまったのでもう一枚。この少し絞って色乗りを強く、奥行きを遠くにとって濃い感じにぼかせるのはHeliosの味かと思います。

VALDAI 76年製


上記と同じひまわりを別のレンズ撮ってます。完全逆光で空に露出を合わせたのでひまわりが暗くなってしまいました。
これはこれでいいと思いますが、ストロボをひまわりに焚いても面白いかもです。

VALDAI 82年製


通り雨が上がって晴れてきたので、急いでカメラを持って出かけました。


雨上がりの晴れは、水に反射した光と、澄んだ明るさが出て綺麗に撮れるのではと。


こういった普通の町並みをもっとうまく切り取れるようになりたいものです。

VALDAI 88年製


あまり人を気にしない虎ネコ。間近を歩いて行きました。
動いている被写体を開放付近で撮るのはなかなか大変ですがピント面に歩ってきてくれるまで粘りました。


このシロも人を気にしないようです。
かなり側まで寄りましたが、一向に気にしていないよう。


いつもぐるぐるボケを試す場所付近に鳥の巣が。歩けば歩くほど色々気がつくものなのかと。

VALDAI 81年製


光がレンズに入ってハレーション気味になるところの加減がヘリオスの味噌な気がしてます。

VALDAI 76年製


車の反射も丸ボケに使えることに気がつきました。数が多ければグルグルボケの演出に使えそうです。

 

KMZ たぶん70年代製


数の少ないKMZ製の白いラインのHelios。気持ち重い気がしました。


しかし、今見ると写りもちょっと違いますかね。
レンズの素材が違うのか何処と無く色の分散具合が違う気が。


自分用にとっておけばヨカッたかも。。

VALDAI 81年製


決して最良の状態のレンズではなかったんですが、この筐体は比較的シャープに写った気が。


なんとなくHeliosがシャープに写る天気があるような気もします。

 

VALDAI 75年製


なぜかこの日は青っぽいホワイトバランスでしたが、こういう淡い感じが強調されるフレームの場合ヘリオスとの相性はバッチリではと。


撮り損じに近いんですが、いい味ではないかと。
開放で空を入れた遠景でハレーション気味でこの雰囲気になると思います。

VALDAI 88年製


お澄ましのトラ。
いい天気です。


ヘリオス撮影テストで数少ない夕方の写真。
実は単に中山が夕方写真をあまり撮らないだけでもあります。

撮影カメラ情報

SONY α7



撮影はSONYα7。写真はレンズの特性を前に出したいのでRaw現像でノー調整ノーフィルターです。たまに明るさだけ少し調整してます。

マウントについて

 


SONY α7(SONY Eマウント、NEXとも言う)では問題なく使えました。

 


Canon 5DmarkⅢ(Canon EFマウント)では、無限遠付近でミラー干渉があります。事前にライビューにしておけば使えないこともないです。


近頃人気のOlympus OM-DやPEN、Lumix系はこの辺かと。
Olympus OM-DやPEN、Lumix系の規格マイクロフォーサーズ(M4/3)だと58mmの標準画角オールドレンズは約倍の116mmぐらいになりますので、また違った撮り方ができるかとも思います。

マウントはカメラによって干渉等でうまく使えないこともありますので、ご自身のカメラでの使用の参考としてください。
また初心者向きの内容で、マウントについての記事を書きました。マウントに疑問点がある方はぜひ。

Digital Camera,

 


 

 

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