2019 / 07 / 14

Digital Camera

FUJIFILM X-A1でL39マウントに挑戦 Voigtlander Colorlanther 50mm

だいぶ慣れて来たFUJI X-A1でもう一歩踏み込んでみようかとL39マウントのレンズに挑戦です。今回もしばらく持ち歩いてます。


オールドレンズとしてはマイナーな旧VoigtlanderのColorlantherのしかも改造版。

eBayで同じような改造レンズをいくつも売っているvintageglasと言うセラーから結構前に買ったレンズで、柔らかい写りが気に入ったのですが、持ち出す機会もなくそのままだったので、L39マウントを試すにあたり久しぶりに手に取りました。

本日のアジェンダ

・Colorlantherを持ち歩いて撮りためる
・北品川、代々木上原、大崎、成城学園前、渋谷の記録

北品川


打ち合わせで訪れた品川周辺。
時系列としてはこの投稿では一番最後なんですが、一番このレンズっぽく撮れたと思うのでメインに据えることにしました。


最近思うのですが、古いレンズほど材質やコーティングが光の影響を受けやすくて、それはその時の空気感を一番写しやすいのではと。


なかでも明るい曇りの日は、オールドレンズらしい表現の一番出やすい天気ではないかと。


しかもこの北品川駅の商店街の雰囲気ともぴったり。
取り立てて目立つものがある訳ではないですが、街全体の持つ経過した時間にとても趣を感じます。


ショーウインドウに肌感の合うレンズ群が。
中山はあまり扱わない日本レンズばかりですが、新品の現代レンズよりも目が向く品々です。
店頭販売としては割といい価格かと。残念ながら店は休みでした。


それにしてもこの北品川、なにより脇道の味わいが素晴らしい。


脇道の数も多い気がします。
何がこの侘び寂び感を醸し出してるんでしょう。


なるほど、道の奥へ行っても適度に光が入る作りでしょうか。
車は通れないけど、人が通るには広めで余裕がある道幅も味が出やすいのかもしれません。


色味のある背景に掠れたカラーの文字。
相まってかなりの味わい深さです。


お寺の片隅で本日も猫に会いました。
注意書きの下に陣取る、強気なタイプのよう。


逃げる準備はできていますが、距離を詰めても動きはなさそうです。


本日のレンズは最短撮影距離100cmで、あまり寄れないのでこの辺で限界です。


それにしても街中のオブジェに、どれも光がいい感じで入って絵になります。


折角ならこの街っぽい店でお昼を食べたいと考えていたら気になる案内を発見。


扉の写真の、ピント扇風機バージョン。
この窓をみながら特性カレーを食べました。


ちょっと距離が足らずピンボケでしたが雰囲気は十分出ているかと。
最短撮影距離100cmにフード撮影は少し厳しいです。

大崎


街歩きで降りる街ではないと思いますが、打ち合わせで折角降り立ったので少し街歩きを。


この川以外は整備された住宅地でした。
駅の向こう側はどうなのか気になりましたが日も傾きかけていたので帰りました。

成城学園前


軽めの街歩きとして降りたことのない駅、成城学園前へと。


そんなに広い繁華街ではありませんでしたが、ゆっくりした街の空気は住みやすそうに思えます。

代々木上原


これまでとだいぶ趣が違ってシャープで色合いも上がってます。
完全に天気の影響です。
今回の撮影場所の中で唯一いい天気と呼べる日だったかと。


前述のようにオールドレンズの中でも古いものほど、天気に影響されるという事なのかと思います。


特に60年〜70年代あたりは、レンズの材質やコーティングの質の大きな変わり目な気がしてビンテージ品を扱う感覚が強いかと。


話変わって代々木上原のスーパーマルショーが閉店してました。
昭和感たっぷりの書体に哀愁を感じずにはいられません。


左の白は壁です。
このポストカードみたいな感じも結構気に入っていて、こちらを扉とも考えたんですが、北品川の窓のほうがこのブログらしいかなと思いました。

渋谷


今の渋谷は、行くたびに大きなビルがなくなっていて、知らない景色見れて面白いです。
あの丸っこいのなんでしょう?
残ってるビルは味があるビルが多い気もして、いいノスタルジー感かと。


かたや凄い反射率で空を映す今時のビル。
駅周辺で見かけることが増えてきた景色かと。


かたや下町のような静かな奧渋の通り。

購入経路、リペアや汎用性、購入時の参考

Voigtländer Color-Lanthar F2.8 50mm Leica L39マウント改造
Voigtländer Color-Lanthar 50mm Leica L39
もう少し細かいレンズレビューの吉祥寺街歩きもあります。
→「繊細なピント面を引き立てる絵画的なボケVoigtländer Color-Lanthar 50mm

購入に際して

このレンズは、カメラのセットレンズを分解して3Dプリントでマウントをつけた改造レンズなので、全く同じようなモデルはあまり出回っていないと思います。

マウントについて

 


SONY E(NEX)、FUJIFILM FX、Olympus等のM4/3、の順

ミラーレス一眼なら各社ともLeica Lマウントのレンズは問題なく使えるようですが、この時代のレンズは、レンズ側に突起物が付いている筐体があるので、この位置には注意したほうがいいです。
突起物がぶつかって、現在のカメラには装着できないことがあります(今まで2個ぐらい経験者)。

その他、マウントはカメラによって干渉等でうまく使えないこともありますので、ご自身のカメラでの使用の参考としてください。
また初心者向きの内容で、マウントについての記事を書きました。マウントに疑問点がある方はぜひ。

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