Nov

2018

18

きっとビオターは合うんじゃないかと思った!フィルムでBiotar 58mmを試す!in キャットストリートほか

これまでのフィルムの経験からしても、外観が銀色で市場でもそこそこの値段のレンズはフィルムカメラと相性がいい気がしてますので、たぶん今回のBiotarもいけるんじゃないかと持ち出しました。

Carl Zeiss Jena / Biotar 58mm F2.0 M42

祖先のBiotarが、ぐるぐるボケで有名なHeliosのコピー元であることが有名なレンズでスペックや描写も似ています。
ですが、モデルによってマウントとの相性が悪いことでも有名ですので注意が必要なレンズでもあります。
そのマウントについてはまた後半に記載しています。

本日のアジェンダ

・Biotar 58mmの描写感
・Biotar 58mmと街


いつもの近所猫で試し撮り。
警戒されました。

Biotar 58mmの描写感


絞り開放でノスタルジックな雰囲気の演出をしようと思いましたが、ちょっと露出量強いでしょうか。
ハイライト部分の飽和に向かう感じは好きです。


おおーいい感じのシャープ感ではないですが。
デジタルで感じたBiotarのシャープ感と一緒な感じです。


こちらもシャープさが際立ちます。
ピントが壁になっていて、本来主題の草花がボケてる感じがいいのかも。
まあ結果オーライですが、実際はピントずれの撮り損じですね笑


スタンダードなボケと被写体の対比ですが、質感がフィルムっぽくていいですね。
ピンクの花と白い壁との色バランスもいい感じです。


ちょっとカリカリな感じもしますが、花以外はうまくボケたので収まったかと。
そういえば今回ぐるぐるボケは試しませんでした。
1枚ぐらいは狙うべきでした。


室内で写真を撮ると絞りが開放近くになることが多いので露出が難しいです。
特に解放値に余裕があるレンズのほうがこうなりやすい事を学んできました。

Biotar 58mmと街


キャットストリートの、歩いていなかった原宿駅側をぶらぶらと。
神宮に近づいて来ると少しゆったりした感があっていいですね。


なんとも現代風なオブジェですが、ちょっと侘び寂び感があって面白いです。
当然造花ですがBiotar+フィルムだと、それもまた味にできているような。


少し前から、街の文字や矩形や反射などをうまく切り取れると絵として面白いなと思って狙ってます。
うーんもうひと押し。何かもうひと要素見つけられれば成立しそう。

軽めの遠景


Biotarで撮った軽めの遠景がなんだかちょっといい感じです。


線とハイライトのバランス感の良さでしょうか。


露出があってなくても、それはそれでいい味に写っているような。


こちらは露出ぴったりはまりました。


画角58mmの距離感の表現の良さもあるんでしょうか。


このモノトーンの感じもいいです。

レンズ・マウントの問題について

Carl Zeiss Jena / Biotar 58mm F2.0 M42
最短撮影距離60cm M42マウント レンズ構成4群6枚

マウントの相性が悪いBiotar


市場に流通が多い後期Biotarの上記写真の前期モデルは、カメラとの接合面の部分にある出っ張りがあるせいでマウントとの相性にかなり偏りがあり無限遠が出ない事が多いです。
デジタルカメラの実機で確認しましたが、SONY Eマウント、FUJI Xマウント、Canon EF ピン台なしマウント、以外はダメでした。
とはいえSONY Eマウントでも、マウント製造メーカーによっては無限遠が出ないものもあったので、オールドレンズとしてかなり上級者向きかと。

さらに中山がよく使っているフィルムカメラ「Praktica」シリーズではミラーにあたってミラー干渉が起きます。

今回のBiotar 58mm

そんな訳で、Biotarを試すなら上記写真Biotarのように、レンズ後方にピンが付いていて、さらに下部付近にカバーのようなものが付いている方のモデルが手軽です。


二個並べると下部のカバーの分で大きく見えて違いがよくわかるのですが、個別に見るとネジがついていたり、下部にピンがあったりなかったりの違いがわかりづらくなかなか判断が難しいです。
やはり初心者にはオススメしづらいレンズかと。

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今回思ったこと

前回も書きましたが、フィルムだと一度現像が上がったものを見ないとそのレンズの味や強みが見えないので、もう一回撮りたいですね。

カメラ

フィルムカメラ PRAKTICA MTL5

カメラはセットで大人買いした新しいオールドカメラ、Pentacon製のPraktikc MTL5。1983年製ぐらいの第四世代のようです。
程度もいい感じでしばらくのメインカメラの予定です。
フィルムはフジフイルムのスタンダードISO100 36枚撮りです。

 

“きっとビオターは合うんじゃないかと思った!フィルムでBiotar 58mmを試す!in キャットストリートほか” のコメント

  1. いっせい より:

    初めまして。どの記事も熟読させていただいております。
    Biotar 58mm F2.0 M42の最短撮影距離60cmで、ピンがあるタイプですがeマウントですとどのマウントが良かったなどオススメはありますでしょうか?

    • Hidekatsu より:

      はじめまして。拝読ありがとうございます。

      ピンありのほうですと、ほぼ一般的なオールドレンズと同じ条件で特にオススメはないのですが、
      参考までにSONY Eマウントで私が試したものは、
      無名が2種、K&F Concept1つ、でこれらはどれも若干オーバーインフです。
      これはどのメーカーも、レンズ側がアンダーインフでもマウントで吸収できるようにオーバーインフ気味に作っているのではと思います。

      メインとしているのはPIXCOのマクロ付きのマウントで、こちらは無限遠もピッタリ合います。
      https://amzn.to/2RaF4FY

      といった感じでいかがでしょう。